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読めば読むほど犬くん、猫さんの可愛さにはまります。
漫画家・松本ひで吉さんのお家で暮らしている犬くんと猫さんの毎日がツイッターでちょこちょこ発信されていたのが、あちこちでファンが出てきたようで、書籍化されたのがこの作品です。
軽い時間つぶし程度の気持ちで読んでみたのですが、気がついたら、私も犬くん、猫さんの大ファンになってしまいました。
誰が読んでもメロメロになる、ストレートな愛情があふれんばかりの犬くんの可愛さと、悪いことばかりしている怖い猫さんの、その二人のキャラクターの違いがとても明確で、どちらも愛さずにはいられません。
悪役で描かれているはずのかなり悪い目つきの猫さんが、普段はやりたい放題、悪役まっしぐらなのですが、時折、飼い主である松本ひで吉さんを心配したりするそのギャップで、どちらかというと犬派であったはずの私が、気が付けば猫も飼ってみたいな、漫画のタイトルどおり、犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい、だろうな、などという気持ちにさせられてしまうほどです。
ストーリーに描かれている犬くんと猫さんの写真が漫画の中にちょこちょこ載せられていて、その写真を見て顔を確認した後に漫画を読むと、二人の表情がとてもリアルに浮かんできてますます楽しめますよ。