元祖「異世界転生モノ」作品だが他の要素もアリアリで楽しめるアニメ
今では珍しくもなくなった、むしろありすぎて区別も付かない人もいるのではと思われる「異世界転生モノ」。その元祖とも言っても過言ではない「転生したらスライムだった件」。
原作は伏瀬(ふせ)さん。
こちらも今ではワードとしては珍しくもなくなった「なろう系小説」からメディア展開されています。投稿サイト”小説家になろう”(これが”なろう系小説”の語源です)への初投稿は2013年という事ですので、20年以上前の作品ということになります。元祖と言っても過言では無いことは、ご納得頂けるかと思います。
さて、アニメ版ですが2024年4月で第3期まで放開始され、それまでに劇場版も公開されており大人気の作品です。
第1期: 2018年10月より25話
第2期: 2021年1月より26話(途中、スピンオフ作品が入ったため2部構成)
第3期:2024年4月より放送
昨今のアニメは1クール(約12話)で区切られる事がほとんどですので、2クール(約25話)を2クール放映している実績だけでボリューム量もお分かり頂けるかと思います。
「異世界転生モノ」で良くある、「現世で何かしらの理由で亡くなり、転生したら何かすごいスキルを授かり転生先で無双する」という設定はさすがに元祖なので健在ですが、この作品はこれだけでは終わりません。
この作品にはさまざまな伏線があり、「外交」というワードがこの作品を面白くしていると思っています。
ネタバレなしのため詳細は書けませんが、登場人物の様々な思惑が交錯し、単なる異世界転生モノで終わらない理由となっています。異世界なのに現代社会にも通じるものがあります。
是非1期の冒頭だけでも良いのでご覧ください。