徐々に距離を縮めていく感じがたまらない
厨二病で陰キャの男子中学生(市川)と、モデルで陽キャの女子中学生(山田)という正反対の2人が徐々に距離を詰めていく物語。思春期だからこそ味わえる恋愛のドキドキ感がたっぷり詰まっていて、思わず息をとめて見入ってしまう。
主人公である市川は、自分の過去にコンプレックスをもっていて人に対してツンとしてしまう。逆にヒロインの山田は誰に対しても明るく接して、クラスの人気者。
市川は最初山田のことが気になるけど、敵とみなすことで自分の気持にウソをついていた。ある時図書室に行くと、1人で黙々とお菓子を食べる山田に遭遇する。それまであまり接点のない2人だったが、それから図書室で会話をするようになる。
市川は人に心を開くのが苦手。だけど、おっちょこちょいな山田のことが気になって仕方がない。山田は、市川がツンとしているけど実は優しい性格であることに気づいている。山田の陽気さがは市川の心の鎖を解き、逆に山田の方も市川の何気ない優しさや行動に惹かれていく。
お互いに相手のことが気になるけど、恥ずかしくて距離が詰められない。でも、本当は相手に近づきたい。近づいては離れてを繰り返す2人は自分の思いを伝えられるのだろうか..?
出てくるキャラがみんないいヤツで愛らしい。アニメではヨルシカさんの「斜陽」というOP曲もストーリーに合っていて素敵なので、ぜひ見てほしい。