Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル

Mr.Children(ミスターチルドレン)とは、4人組のロックバンドである。略称は「ミスチル」。
メンバーはヴォーカル・桜井和寿、ギター・田原健一、ベース・中川敬輔、ドラム・鈴木英哉。
バンド自体は高校時代に結成されており、メンバーの脱退やバンド名の改名を経て、現在の所属レコード会社であるトイズファクトリーと契約を交わし、1992年にメジャーデビューを果たす。
メジャーデビュー以降、2022年現在に至るまで、シングルでは10作品連続ミリオンセラー、アルバムでは14作品がミリオンセラーを達成するなど多くの記録を保持しており、特に2020年発売のアルバム『SOUNDTRACKS』がオリコン週間チャート一位を獲得したことにより1990年代、2000年代、2010年代に続いき2020年代でも1位を獲得。「名もなき詩」、「innocent world」など、1990年代にリリースされた楽曲の人気はもちろんのことながら、「HANABI」、「Starting Over」など、ドラマ、映画、企業等のタイアップや提供の効果もあり、幅広い年代からの支持を証明することとなった。

nu_ssbuのレビュー・評価・感想

Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル
10

ヒット曲多数のモンスターバンド「Mr.Children」の魅力

「Mr.Children」は、言わずと知れた日本を代表するロックバンドの1つである。
ボーカルの桜井和寿、ギターの田原健一、ベースの中川敬輔、ドラムの鈴木英哉の4人で結成されたMr.Childrenは、CDの売上枚数ダブルミリオン2枚、ミリオン8枚と、誰しもがどこかで聴いたことのある名曲を世に生み出してきた。

Mr.Childrenの魅力といえば、キャッチーなメロディーを生み出す桜井和寿の作曲センスとそれを表現する歌唱力なのだが、バンドメンバー1人1人が抜群の安定感ある演奏力でそれを支えている。
そして作詞の面での言葉遊びは秀逸なものが多い。1つ例を挙げるとするならば2008年にリリースされた「GIFT」という曲だ。普通に聴いてもらっても心に響く素晴らしい曲なのだが、曲のタイトルにもなっているGIFTという単語を曲中で3回韻を踏む形で歌われており、そういった言葉遊びにも注目して聴いてみるとMr.Childrenの曲は尚楽しめる。

そして2022年にデビューから30周年を迎え、全国ツアーも成功させたMr.Childrenの曲「記憶の旅人」が2024年5月3日より配信されており、映画の主題歌にも起用されている。
これからますます勢いを増していくであろうMr.Childrenから目が離せない。