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「メタル界のレジェンド」オジー・オズボーンとは?
オジー・オズボーンは、1970年代にブラック・サバスのボーカルとして活躍し、1980年代以降はソロで大成功を収めた「メタル界のレジェンド」と称されるミュージシャンです。
独特の高音域を活かした鼻にかかった印象の歌唱法が特徴。同時代に活躍したレッド・ツェッペリンのロバート・プラントや、ディープ・パープルのイアン・ギランのような超絶技巧のハイトーンボイスではありませんが、1度聴いたら忘れることができない声や歌唱に魅了されるファンが多いです。
オジーはギタリストを見出す才能に秀でていることでも有名で、ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドらがオジーと組んだことでスターダムを駆け上がっていきました。
また、生きた鳩やコウモリの首を食いちぎる、アラモ砦で立ち小便をするなど、奇行でも注目を集め、ハード・ロック、ヘヴィ・メタル界のカリスマ的存在となったのです。
オジーの代表曲には、ブラック・サバス時代の「パラノイド」や「ウォー・ピッグス」、ソロ時代の「クレイジー・トレイン」「バーク・アット・ザ・ムーン」があります。暗くヘヴィなサウンドのブラック・サバス期と、湿り気を帯びながらもメロディアスさが増したソロ期とで聴き比べができるオジーの曲を、是非ご一聴ください。