名探偵コナン 100万ドルの五稜星

YURISU07191のレビュー・評価・感想

名探偵コナン 100万ドルの五稜星
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今年のコナンは「アクション」×「恋愛」

すっかりGWの定番となったコナン映画の27作目。
今作は北海道の函館を舞台に、作中でも屈指の人気を誇る、怪盗キッドと服部平次の2人にスポットが当たった作品です。
コナン映画といえば爆破や派手なアクションにちょっとした恋愛が特徴ですが、今作では特にアクションと恋愛に磨きがかかった印象です。

映画冒頭から怪盗キッドと服部平次による激しいチェイスが繰り広げられ、終盤では飛んでいる飛行機の機体上で犯人と剣技で応戦するという、トム・クルーズもびっくりのとんでもアクションを繰り広げていました。
もはやミステリー要素はほとんど無いストーリーなのですが、アクション映画として割り切ってみると、これがなかなか楽しめる内容になっています。

またコナンファン的に気になる要素である、平次と和葉という幼馴染2人の恋の行方も話のキモになっており、思わず赤面して顔を手で覆ってしまいたくなるようなラストシーンは必見です。

そして本編に関わってくる重要な設定を、映画のラストで発表するという手法も定番になりつつあり、今回も原作ファンの方々は非常に驚いたことでしょう。

GWは友達、家族、恋人とコナンを観に行くという恒例行事が、これからも末永く続いてほしいと願います。