異世界食堂 / Restaurant to Another World

異世界食堂 / Restaurant to Another World

「異世界食堂」とは、犬塚惇平のライトノベル作品。2013年から小説家投稿サイト「小説家になろう」で連載し、2017年にはSILVER LINK.製作でアニメ化。現代日本にある洋食店「洋食のねこや」は、土曜日になると扉が異世界と繋がり、異世界の住人達が料理を食べにやってくる「異世界食堂」となる。異世界の客達が現代日本の洋食を食べる、所謂飯テロアニメ。客達の完璧な脳内食リポが特徴的。

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異世界食堂 / Restaurant to Another World
8

飯テロ系異世界アニメ

「小説家になろう」発、累計部数520万を突破したアニメ『異世界食堂』。
異世界から洋食屋「ねこや」に、7日に一度だけ来ることができる飯テロ系ファンタジー。
何故7日に一度異世界と繋がるのか分からない先代店主から受け継いだ店を舞台に、現店主と店に迷い込んでしまったアレッタ、昔の知人(?)に頼まれたクロといったウェイトレス達と、個性豊かな客達を料理で満足させていく話。

多種多様な種族が自分のお気に入りの一品を求めて「ねこや」にやってきては、他の客と自分の頼む料理が一番と揉めたり、談笑したり。一風変わってはいますが、見ているうちにどんどん引き込まれていきます。
1人1人に物語があり、冒険家、お姫様、亜人や竜まで色々なエピソードが見れるのはもちろん、「ねこや」から繋がる人間関係も見所のひとつ。
料理もそれぞれのお気に入りの一品に対しての表現の仕方など、見ていてどれも食べたくなってしまう事間違い無しです。

一見店主が主人公に見えますが、店主目線の話しの進み方ではなく異世界人たちからの目線の進み方をしているので、どちらかと言えは異世界人が主人公になる物語になっています。
そんな店主にも本人も知らないちょっとした秘密があり、最後まで見応えのある作品になっています。