賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji

賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji

『賭博黙示録カイジ』とは、1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。

9gkaashikaのレビュー・評価・感想

賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji
7

これがカイジ!?

私が初めて『カイジ』を知ったのは、テレビで放映していた『カイジ』の映画を見たときでした。すごい迫力の映画で何回も何回も見ていました。
その数年後、パチンコ屋で『カイジ』の台を発見しました。キャラクターたちがすごい尖っていて、それが理由でマンガを読み始めました。

最初の巻は絵のタッチが受け付けなかったですが、読んでみました。読みやすく、わかりやすいストーリーで面白く、気がつけばまとめ買いしてしまいました。
まずジャンケンにしろEカードにしろ、カイジの突然のひらめきは目を見張るものがありました。そして気持ちよくスカッと敵を倒すのでとても気分がいいです。
相手と勝負をしているギリギリのタイミングで閃き、相手の裏をかくという方法は気分がいいものです。

『カイジ』の漫画で特徴的な「ざわ…ざわ…」。これは不気味で面白い。全く違う他の漫画にもパロディで「ざわ…ざわ…」が出て思わず笑ってしまいました。
カイジは高所の鉄橋を渡り切った実力者ですが、そのあとの勝負で耳の切断と指4本のギロチンはビックリしました。

ラストの車内でも意外と平然でしたが、もっと痛み続けるのがリアリティありました。いつか帝愛グループをやっつけてほしい。それが出来るのはカイジただ1人だと思います。