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人間とアンドロイド
この作品をプレイしてみて、今後人工知能がどれだけ世界に影響を及ぼすのだろうか、と考えずにはいられなかった。
プレイヤーは3人の主人公（アンドロイド）を色んな時系列で操作していくが、結末はプレイヤーの手に委ねられる。それは時に取り返しのつかない選択もあるが、それをプレイヤーは受け止めなければならない。
3人の主人公の中でも、一際アンドロイドらしい人物がいる。アンドロイドを開発・生産しているサイバーライフから、捜査補佐専門モデルとしてデトロイト市警に派遣されたコナーだ。
彼はアンドロイド絡みの殺人事件の担当になったアンダーソン警部補とバディを組み、様々な事件を解決しながら成長していく。
彼の成長とはどういうことか。アンドロイドの成長とは一般的に情報のインプットであったり、osのアップデートであったり、そういうものだと思う。
だがこの作品では人間であるアンダーソン警部補や、時には殺人を犯したアンドロイドから色んな刺激を受けて、アンドロイドらしく人間らしく成長していく。
前述した通りプレイヤーの選択によって結末が変わるが、チャプターごとに世界の選択、他のプレイヤーたちの選択をネット越しにパーセンテージで見られるのだ。傾向としては皆ハッピーエンドといわれるものを目指してプレイしているようだった。
それはもしかしたらあるかもしれない未来で、アンドロイドと人間のこれからを期待しても良いのではないかという考えにまでに至った。
PS4にてこの作品をプレイしたが、PS4ならではの操作や演出があり新鮮な気持ちでプレイができた。これは作品上「未来のお話」ということもあり、マッチしていたと言える。