伝説のガールズバンド「チャットモンチー」は僕たちのヒーローだった
YonigeやHumpBack、SHISHAMOなど、現在活躍している多くのバンドに影響を与えた伝説的ガールズバンドがいる。
四国が生んだ最小編成のそのバンドは、後にガールズバンド史上最速の、メジャーデビューから2年4か月での日本武道館2days公演を成し遂げることになる。
今回はそんな伝説的バンド「チャットモンチー」を紹介したい。
まず彼女たちの特徴といえば、そのサウンド面にある。
3ピースながら圧倒的な演奏技術に裏付けされた、耳心地の良さが感じられる。
代表曲は「シャングリラ」「風吹けば恋」「橙」など。挙げればキリがない。
軽快なギターサウントドともに疾走感溢れる曲もあれば、時折しっとりと歌い上げる姿には彼女たちの懐の深さがよくわかる。
彼女たちが支持されている理由に、圧倒的なライブパフォーマンスが挙げられる。
ギター、ベース、ドラムスの全てにおいてハイレベルな演奏をしており、それがライブでもCDの音源同様披露されるのだ。
メンバーの変遷を辿ると、ドラムスが脱退。2ピースになってからは、それぞれがシンセや楽器の分担を変えるなどして新たな音楽的表現を確立し、今までのファンの心を掴んで離さなかった。
2018年に解散したチャットモンチー。
解散してなお耳にする彼女達の楽曲は、いかにガールズバンドとして偉大な存在であったかが窺えるのではないだろうか。