感動しかないアニメ
はっきり言って長くて飽きるところがあると思ったが、それを吹っ飛ばすほどの面白さがあるアニメだった。登場するキャラクターは誰もが魅力的で、各キャラクターのシナリオも大変見ごたえがあった。作中で「伊吹風子」というキャラクターが登場するのだが、かわいいの権化としか言い表せれないような見た目や立ち振る舞いをしている。すこし抜けているところがあるが、その芯にはとても家族、主に姉を思う気持ちが強く、この伊吹風子のシナリオではかなり泣かされた。
そんな泣かされるばかりのシナリオだけがすべてじゃない。日常パートでは、不良学生である主人公岡崎智也の内面や、ギャグパートなんかも多い。CLANNADで生まれた例の名言を耳にしたことがある人は多いはず。
そういった日常と各キャラクターとのギャップの差やキャラクター自身の性格等で感情移入させ、後からしっかり落としていくという「泣きゲーあるある展開(原作)には引っかからないぞ」と思いながらも、しっかり泣かさらてしまうほど魅力が詰まっていた。
ほかにもたくさんのヒロインの話や、CLANNADの続編にあたる『CLANNAD〜AFTER STORY〜』は、さらに泣かされるものになってる。なんならすべてはこのための布石にすぎないので、しっかり見よう。