hyde

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hyde(ハイド)とは、ロックバンド「L'Arc〜en〜Ciel」などで活動するミュージシャンである。本名は寶井秀人(たからいひでと)。1969年1月29日に和歌山県和歌山市で生まれ、内向的な子どもだった。当時は漫画に夢中だったが、高校時代にヘビメタに目覚め、ミュージシャンを志すようになる。数々のバンドを組み音楽活動を始めたが、本格的なデビューは1991年、「L'Arc〜en〜Ciel」としてのものだった。

pastelcolor123e9のレビュー・評価・感想

hyde
10

成長し続ける真のスター

「hyde」さんは言わずと知れた「L'arc~en~Ciel」のボーカルであり、ソロアーティストです。20代のころから成長し続けている姿に、今もたくさんの刺激をもらっています。
僭越ながら、20代の頃は「とにかく売れるんだ!」と突っ走ってこられたように思います。プロデューサーやメンバーの意見も取り入れて、何でも頑張ってこなしていたという風に思います。歌もこの頃は不安定で、ルックスとキャラクターで売ってきた感じもあります。

その後ソロ活動での表現を経て、そこからもう一段飛躍したいと「VAMPS」を結成。これが彼の大きな転機になったのではと個人的には思います。
海外で「ラルク」の看板を外して戦う中で、歌やパフォーマンスが磨かれ、楽曲の雰囲気も変わったように思います。その中でラルクの20周年もあったのですが、歌のレベルが昔とは段違いで、ライブに参加してとても感激したのを覚えています。その後芸術の追求と、健康意識だったのか理由はわかりませんがVAMPSを休止して、 再度ソロ活動へ戻ります。

hyde単体で海外に挑戦し始めた矢先、コロナ禍に突入してしまいます。個人的には海外受けする楽曲・パフォーマンスを作られたように思うので、非常に残念でしたが、環境を要因にせずチャレンジを続けます。
声を出せないライブでは、アコースティックやオーケストラのアレンジを披露。新曲でもしっとり歌い上げるような、メッセージ性の強い曲が出来上がりました。
ライブの開催も、セーフティーを徹底し、先駆けて実行。普通なら諦めて機会を伺ってしまうと思うのですが、この切り替えと行動力、そして才能に脱帽します。そしてさらに磨かれた歌唱力・表現力はあらゆる人を魅了するものになっていると思います!

さらに人柄も大変素敵で、良い人が周りに集まってきていると感じます。リスペクトしあう間柄でのセッション、ステージ上での涙やSNSでの絡みは見ていてほっこりします。軽妙なトークもでき、非常に頭の回転が早い方だと思います。カッコいいだけでも十分スター性がありますが、それだけではない真のスターだなと思います。