ハンバート ハンバート / HUMBERT HUMBERT

ハンバート ハンバート / HUMBERT HUMBERT

ハンバート ハンバート(HUMBERT HUMBERT)とは、1998年に結成された日本の男女デュオである。メンバーの佐藤良成と佐野遊穂は夫婦であり、3人の男の子の親でもある。佐藤がボーカルやギター、フィドルなど多彩な楽器演奏と作詞・作曲を担い、佐野がボーカルやハーモニカ、作詞を担当している。バンド名はナボコフの小説『ロリータ』の主人公に由来し、結成当初は6人組であったが、最終的に2人のデュオとなった。
2001年にインディーズデビューし、2003年にメジャーデビューを果たした。2005年のシングル「おなじ話」が全国のFMラジオ局で広く放送されたことで知名度を上げ、その後も小田急電鉄のCMソング「待ちあわせ」や、ニチレイのCM曲「アセロラ体操のうた」などが大きな注目を集めた。また、彼らの楽曲「ぼくのお日さま」からインスピレーションを受けた同名映画が2024年に公開され、主題歌に起用されている。
2025年には楽曲「笑ったり転んだり」がNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌に選出され、同年の『第76回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした。翌2026年2月にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演して「笑ったり転んだり」などを披露し、翌月にはその音源が配信された。同年5月には同曲で第127回ザテレビジョンドラマアカデミー賞のドラマソング賞を受賞するなど、精力的な活動を展開している。

mush112511253のレビュー・評価・感想

ハンバート ハンバート / HUMBERT HUMBERT
8

寄り添って温めてくれる夫婦のハーモニー

ハンバート ハンバートは作詞、ボーカル、ハーモニカなどを担当する佐野遊穂さんと、作詞と作曲、ボーカル、ギター、フィドル、バイオリンなどを担当する佐藤良成さんによる夫婦デュオです。
最初は売れない状態が続きましたが、4枚目のシングル「おなじ話」がFM局のパワープレイとなったのをきっかけに状況が一転し、認知度が急上昇しました。
翌年には「SUMMER SONIC」、その翌年には「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演し、活動の拠点は全国へと広がります。
映画やCMソングも担当、ドラマタイアップ曲や楽曲提供などもしています。幅広い世代から支持されるようになり、特にニチレイの「アセロラ体操」は話題になりました。
芥川賞を受賞したお笑い芸人のピース又吉直樹さんもファンであることを公言していて、PVにも出演されています。
彼らの魅力のひとつは歌詞の世界観です。考えさせられるような言葉が並び、聴くたびに深く引きこまれていくような感覚になりますが、それすらも心地よい。
そして男女による声の高さの幅広さと2人のハーモニーは、足りないところをお互いに補い合っているようで、どこまでも広く遠くに届くような歌声です。
2人の音楽はとにかく自然体で、音楽活動も子供たちを1番に考えながら続けられるというスタイル。この先も変化し続けるであろう、家族である2人からうまれる音楽がこれからも楽しみです。