ネットワーク社会の闇
この漫画の世界では数あるSNSが一つになり、リアルアカウント通称「リアアカ」がネット社会の中心となっていた。
その中の一人である高校生のアタルが主人公ですが、彼を含め選ばれた多くのユーザーが突如ゲームをこなしていくという話です。
フォロワーが0人になれば死、ゲームに負けても死。
最初はよくある少年漫画かなと思い読んでいましたが、ゲームの内容が「歩きスマホ」「SNS中毒」「既読スルー」など、今やほとんどの人が持っているスマートフォンに対する問題がテーマとなっています。
常識的なところを考えてもいろいろと考えさせられるところがあります。
たくさんの登場人物が出てきますが、互いが負ければ死ぬという状況下の中、仲間となり、協力をし絆を高めていきます。
しかしやっぱりここで出てくる裏切り行為。
毎回誰が黒幕なのか、死と隣合わせのゲームにハラハラします。
そして見所は主人公だと思っていたアタルは序盤からユウマという別の人物サイドに代わります。なんとアタルとユウマは双子の兄弟であり、物語が進むにつれ、アタルには黒幕疑惑が浮上します。もつれ合う二人。
なぜアタルは黒幕サイドにいるのか。この二人の和解はあるのでしょうか。
そこに注目です‼︎
果たしてゲームを仕切る黒幕は誰なのか、そしてゲームの目的は!?
どんどんのめり込んでしまう漫画です。