怪獣8号

怪獣8号

『怪獣8号』とは、『少年ジャンプ+』で2020年より連載している松本直也による漫画作品。シン・ゴジラやパシフィック・リム等の怪獣を自然災害に暗喩した作品の系譜にある。怪獣の発生する世界で、怪獣から国を守る防衛隊に入る事が叶わずに怪獣の死体清掃の仕事を続ける主人公・カフカが、もう一度防衛隊を目指そうと決意するも、謎の小型怪獣に体内へ侵入され、人知を超えた怪獣の力を手にする。「怪獣8号」と呼ばれるようになってしまったカフカがその力と怪獣の知識を駆使して、怪獣に立ち向かっていくバトル漫画である。

tsukikaeriのレビュー・評価・感想

怪獣8号
8

笑いあり、胸が熱くなる展開ありの作品

怪獣映画、ウルトラマン系にハマっていた世代には好きな作品ではないかと思います。

読んだきっかけはテレビのアメトークでケンコバさんが紹介されていたのがきっかけです。実際書店で見かけ、手にとりましたが表紙はちょっと残念…。少女漫画が好きな私からすると「面白そう!!読みたい!!」とは正直思えないインパクトです。

ですが本編が気になりすぎて購入しました。結果、続きを読みたいと思える当たり作品でした!
ストーリーの展開が早く読みやすいのと、表紙はシリアスに感じましたがギャグ要素もバランスよく含まれており、思わず声に出して笑ってしまうほどでした。

内容としては、怪獣がなぜか世界でも多く出現する日本で、日比野カフカというおじさんがヒーローとなり活躍する物語です。
怪獣を討伐するために組織された防衛隊があり、以前カフカは防衛隊員を目指していましたが挫折します。やむなく怪獣死体の清掃会社に就職したカフカですが、ある日ひょんなことから怪獣の姿になる力を得てしまいます。
怪獣の力を得ながら怪獣を討伐していくストーリーで、友情あり、恋愛要素あり、ギャグもありとかなり面白いです。

いくつか伏線もあり今後の展開にも期待できます!!女性の好き嫌いは大きく分かれそうですが、『ワンパンマン』や『進撃の巨人』が好きなら一読をお勧めします。