時代に合わせたゲーム
「ファッションドリーマー」はDSのゲームにあった「ガールズモード」の進化バージョンのNintendo Switch用ゲーム。
「ガールズモード」は自身のお店を持ち、仕入れと接客を繰り返していくことを楽しむゲームであったが、「ファッションドリーマー」は令和の時代に合わせた仮想空間をテーマにしたゲームである。
このため、「ガールズモード」では服を購入する・売るなどの金銭やり取りがあり、お金の管理も1つのポイントであったが、「ファッションドリーマー」にはこれがなく、「いいね」をすることで服を入手できる、というシステムであった。「可愛い!ほしい!」と思ったものを容易に手に入れられる点はすごくいいが、「ガールズモード」の方で「頑張って服を売った分、自分の好きな服を購入できる!」というモチベーションを持ってやっていた身からすると、少し物足りなさを感じる。
しかしやはり「ガールズモード」に比べると、服のデザインやカラーのバリエーションが増えており、男女の壁も作らない多様性も重視されているように感じた。この点は非常によく、よりユーザーの個性を出したファッションを楽しむことができそうだと思った。
インフルエンサーを目指す、という目標も令和の時代に合ったもので、子供も興味を持って楽しめそう。多様性も取り入れたゲームであるから、今までは女子限定なイメージだった本ゲームシリーズも、男子が楽しめるように変わってきているかもしれないなと感じた。