『桃太郎電鉄』のオススメ度。
ファミリーコンピュータで第1作目を発売した『桃太郎電鉄』は複数のシリーズを出し、2020年11月19日(木)にNintendo Switchでも発売した。
今作はスタート時から北海道が空路で繋がっていたり、CPU絶好調上限が食品物件を買えなくなる等の地味に痛手を喰らうパーフェクト状態であったり、サイコロが6個に増えるロイヤルEXカードが追加となっているのだ。
また『桃太郎電鉄』の醍醐味といえるボンビーは、ハリケーンボンビーの代わりにキングボンビーJr.ポコンが登場する。ポコンは所持している物件を2~5件ほど吹き飛ばすので、これもまた地味な痛手となるのだ。ただ、誰彼構わず物件を破壊するデストロイに比べれば可愛いものである。
所持できるカードは進行形と便利系のカテゴリがなくなって、持てるカードは全部で8枚となっているため、その点は賛否両論があるだろう。
第1作目から変わらず言えるのは、地方名を楽しく覚えられるという利点だろう。外で遊ぶよりゲームで遊ぶ子供が増えている中、子を持つ親にはぜひオススメしたい作品である。
しかしながらシリーズどの作品においても、1人でも複数人でも、老若男女どんな人でも楽しめるというのが最大の利点だ。どんどん進化していく『桃太郎電鉄』に今後も期待するとともに、多くの人に手に取ってもらいたい作品である。