終末を迎えた世界で再び生き抜く方法を教えてくれるゾンビドラマ
2010年から続く長編アメリカドラマで、人々がゾンビに感染し終末を迎えてしまった世界が舞台となっています。
主人公のリックは業務中の発砲事件によって昏睡状態になっていた保安官。彼が目覚めた時、世界は既にゾンビで溢れていて、病院に1人取り残されていた状態でした。
何とかその場所から逃れたリックは、その後に生き残った人々と出会い、ゾンビが蔓延する世界で生き抜こうとする物語です。
このドラマの凄いところは、ゾンビが最大の敵ではないという部分。最初はゾンビから生き抜くことに必死だったリックたちも、やがて武器を手に入れ、ゾンビが侵入できないような土地で生活を送ります。
しかし、そんな彼らの前に立ちはだかるのは、いつも同じ人間でした。土地を奪いたい人間や、この世界で覇権を握りたい人間など、リックたちがゾンビだけでなく、襲い掛かる人間たちにどのような対応するのかも面白い部分。
登場人物が非常に多いことも特徴ですが、一人ひとりの個性や過去がしっかりと描かれているだけに
途中で「この人だれ?」とはならず、分かりやすいです。
毎シーズン、主役級の人物が複数人でてきますが、そんな人物でも途中で亡くなってしまうことがあり、
長編ドラマでも飽きることなく、ずっとハラハラドキドキできる作品です。