気が付いたら世界観に引きずり込まれているアニメ
このアニメの世界には秘境の大穴とも呼ばれる「アビス」という巨大な縦穴が存在する。さまざまな不思議な生物が生息し、貴重な遺物も眠っている。人々はそんなアビスに魅了され、幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは「探窟家」と呼ばれるようになった。
孤児であるリコは偉大な探窟家の母のようになり、アビスの謎を解き明かすことに憧れていた。そんなリコはとてもかわいいが、好奇心旺盛でやりすぎてしまうことも多々あるので、見ていてドキドキする。
あるとき、探窟中に少年の姿をしたロボットを拾ったリコ。そのロボットが良い意味でロボットらしくなく、むしろリコより人間らしい。その後、母からの手紙を追ってロボットとともにアビスへ冒険にでかける。しかしアビスには「上昇負荷」という呪いがあり、その呪いが下の階層へ行くにしたがって残酷なものとなっていく。
かわいらしい絵柄のアニメだが、かなりきつい描写があり、目をそむけたくなるような場面もあった。このアニメは終始ドキドキが絶えないので、絵柄でこのアニメを避けようとしている人がいたら気にせず見てほしい。いろんなことを学べるアニメなのだ。
また、キャラクター一人ひとりがかわいく、細かな設定があるので、どのキャラクター目線からでも物語が楽しめる。