Enter the Gungeon / エンター・ザ・ガンジョン

Enter the Gungeon / エンター・ザ・ガンジョン

『Enter the Gungeon』(エンター・ザ・ガンジョン)とは、アメリカのスタジオDodge Rollが開発し、Devolver Digitalがパブリッシングした2016年の弾幕シューティングゲームである。2016年4月5日にPC(Windows、macOS、Linux)およびPlayStation 4向けにリリースされた。本作は、銃器をテーマにした迷宮「ガンジョン」を舞台に、プレイヤーキャラクターである「ガンジョニア」たちが、自らの過去を塗り替えるべく「過去を殺せる銃」を求めて探索を繰り広げる、ローグライク要素を備えたトップダウン型の作品である。
幾多の挑戦者が命を落としてきたガンジョンは、プロシージャル生成(自動生成)された5つのフロアで構成されており、各フロアには「ガンデッド」と呼ばれる弾丸型の敵が生息している。プレイヤーは海兵隊員、囚人、ハンター、パイロットといった4人の初期キャラクターから一人を選択し、ドッジロール(回避)やテーブルを倒して作る遮蔽物、画面内の弾丸を消去する「ブランク」を駆使して戦う。本作にはパーマデスシステムが採用されており、死亡すると獲得した武器やアイテムをすべて失い、最初からやり直しとなるが、ハブエリアである「ブリーチ」にてNPCから新しいアイテムをアンロックすることで、次回のプレイを有利に進めることが可能となる。
2019年にはスピンオフ作品『Exit the Gungeon』がリリースされており、2026年には続編となる『Enter the Gungeon 2』のリリースが予定されている。コミカルなビジュアルの一方で、過去のゲーム作品から着想を得た多彩な銃器や高い難易度が評価されており、現代を代表するローグライク・アクションの一つとなっている。

Konta16g8のレビュー・評価・感想

Enter the Gungeon / エンター・ザ・ガンジョン
9

シビアな難易度の見下ろし型ローグライクアクション

毎回構成されるダンジョンとアイテム、武器がランダムであり、フロアを1つずつ攻略し全階層の攻略を目指す。ゲームの名前にも含まれる通りこのゲームには近接武器がほとんど登場せず、銃が主体となっている。しかしその銃の種類やアイテムの種類が多く、そのアイテムも特定の組み合わせの所持で性能が変化、上昇するシステム、通称シナジーが存在するためプレイを重ねることでよりゲームの深みにはまっていく。

最初は銃の知識を得るまでのプレイのハードルが高いゲームであることや、武器やアイテムに関してのデータがほとんどないため自分がプレイして確かめるか、公式のWikiを見る必要がある。さらに組み合わせに必要なアイテムが分かっていたとしても、結局はプレイ中に引き当てる運に左右されるところもこのゲームのシビアな難易度につながっている。
武器やアイテムはあらゆるゲーム、映画、音楽からパロディやオマージュを含んだものが存在し、海外のゲームなので海外向けパロディもあるが、分かりづらい内容を日本人向けに直したものとなっており、それも楽しめる。
またこのゲームはあくまでもアクションシューティングゲームであり、主体はアクションである。敵の行動を覚えそれに合った対処を取る、複数の敵には倒す優先順位をつけ、それぞれに得意な武器を見つける。そのような判断、計算をも楽しめる。
そのほかグラフィックはドット絵だが打った弾の薬きょうまでもが表される細かさ、音楽も場面にあったシリアスな場面では息をのむ音楽とどれもが品質が高いものとなっている。
少し思うところはあれど気が付いたら数時間プレイしている。自身のアクションの腕、銃とアイテムの知識、そして運でクリアしていく良作となっている。