これが日本のロックだ
日本の4人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、彼らは通称アジカンと呼ばれている。代表曲は「リライト」、「遥か彼方」などでアニメのオープニングにもなっている。これら2曲はロックバンドらしいアップテンポでシャウトが効いた、気分を上げるには最高の曲である。
アップテンポ以外にもポップな「ループ&ループ」や、どこか切ないメロディーの「君の街まで」、「君という花」など幅広い魅力があるのだ。
アジカンのCDジャケットも注目ポイントである。中村祐介さんのイラストはアジカンの世界観にマッチしていて、細部までアジカン愛が溢れている。さらにミュージックビデオも少しゆるかったり、かっこよかったりと様々なアジカンの魅力を楽しむことができる。
アジカンを語るには、ライブは外せない。音源でも充分にかっこいいのだが、ライブの生演奏は全身に音が響いて最高に盛り上がるのだ。ライブMCは少なめで、演出も派手ではないが、またそれが良い。それぐらいの方が音楽に集中できるのである。
絶え間なく新曲を生み出し、ライブツアーも積極的に行うなど、25年以上ずっと精力的に活動を続ける姿は称賛に値する。そんな日本のロックアジカンの今後の活躍にも期待したい。