ファイティン!

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8

マ・ドンソクの新たな魅力が詰まった作品

韓国の肉体派俳優であるマ・ドンソクの作品の中で、肉体だけではなく、新たな魅力の詰まった作品を紹介したいと思います。

主人公のマークは韓国系アメリカ人で、幼少の頃韓国からアメリカに養子に出され、現在はナイトクラブのガードマンとして働いています。アームレスリングの選手だったマークはアジア人差別で八百長の罪をかけられて、ライセンスを剥奪された過去を持っています。
その後昔からの知り合いであるジンギの誘いで、産みの親のお母さんに会う為韓国に戻ることになります。ジンギに教えてもらった場所に訪ねて行くと、そこには母はおらず、シングルマザーと幼い子供二人が住んでいました。初めはお互い戸惑っていましたが、このシングルマザーは妹であることが分かります。

その後ジンギの勧めで韓国でアームレスリングの大会に出る事になるのですが、そこには大金がかかっていて、ジンギの下心もあり2人は何度か衝突しながら物語は進んで行きます。
お調子者で口先だけのジンギと武骨で不器用なマーク、生活の苦しいシングルマザーのスジンとその二人の子供達とともに時間を過ごすうちに、マークも知らなかった新たな真実が分かることになります。

「家族」というテーマで作られた映画で、特に妹のスジンや二人の子供のジュニョンとジュ二との掛け合いも見ていて微笑ましいです。マ・ドンソクの新たな魅力の詰まった、おすすめできる作品です!