小田和正が2022年の夏にリリースしたアルバム『early summer2022』
小田和正のアルバム『early summer 2022』が2022年6月15日に発売されました。
このアルバムは約8年ぶりのオリジナルアルバムであり、彼の10枚目のソロアルバムです。この期間に書き下ろされたテレビドラマや映画の主題歌、テーマソングなど、多くのタイアップ楽曲が収録されました。
収録内容の紹介です。
⒈「風を待って」
明治安田生命の企業CMソング、およびテレビ朝日系連続ドラマ『遺留捜査』の主題歌として使用されました。
⒉「坂道を上って」
映画『坂道のアポロン』の主題歌です。
⒊『小さな風景』
「風を待って」と同様に、テレビ朝日系連続ドラマ『遺留捜査』の主題歌になっています。
⒋「この道を」
TBS系日曜劇場『ブラックペアン』の主題歌です。
⒌「so far so good」
NHKドラマ10『正直不動産』の主題歌として採用されました。
⒍「ナカマ」
テレビ東京系『ガイアの夜明け』のエンディングテーマで、このアルバムのために新たに書き下ろされた曲です。
⒎「こんど、君と」
NHK『みんなのうた 60』の記念ソングとして制作されました。
⒏「この日のこと」
TBS音楽特番『クリスマスの約束』のために書き下ろされた楽曲です。
⒐「会いに行く」
フジテレビ系『めざましテレビ』のテーマソングに採用されています。
テレビ東京の経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』のエンディングテーマである「ナカマ」は、新曲としてこのアルバムのために書き下ろされました。
小田がテレビ東京の番組に楽曲を提供するのは、『ワールドビジネスサテライト』のエンディングテーマで使用された「明日」、「その日が来るまで」、「やさしい夜」以来4曲目です。
この「ナカマ」という曲について、小田和正は「『ガイアの夜明け』を見ていると製作者の心意気が強く伝わって来ます。それに応えたいという気持ちで書きました。団体で戦うというのはどういうことか。見えないところで懸命に頑張る仲間がいてくれるからそこへたどり着ける。自分の現場でもそんな人たちが大勢います。少しでも番組の役に立つことが出来れば嬉しいです」とコメントしています。
コーラスには佐藤竹善(SING LIKE TALKING)と松たか子が参加しました。
このアルバムは、小田和正が長年にわたって培ってきた音楽的洞察力と創造性を反映しており、彼の音楽の歴史を辿る上で重要な作品となっています。アルバムのリリースに際しては、特典としてオリジナルポストカードや「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターなどが用意され、ファンの期待を高めるキャンペーンも展開されました。
また、タワーレコードなどの店舗では、アルバムリリースを記念してパネル展も開催されています。
他のテーマソングについても紹介します。
ソニーミュージックの公式サイトのディスコグラフィには、『自己ベスト-2』というアルバムと『what’s your message?』があります。
「What’s your message?」は小田和正の感性が際立つ曲で、ファンにとって特別な一曲です。彼の柔らかいメロディーと透明感のある歌声が、心にやさしく響きます。
歌詞は、日常の小さな瞬間や感情を大切にし、自分自身の生き方を見つめ直すメッセージを伝えています。ファンはこの曲を聴くことで、日々の生活の中での幸せや自己実現の大切さを感じ取ることができるでしょう。
『early summer 2022』のリリースは、小田和正がリスナーに対して彼の音楽的旅路を続けていることを示すとともに、新しい創作活動への彼の変わらない情熱を表しています。