4人が放つ青春の眩しい光!とらドラ!は今の時代でも色褪せない面白さ!
とらドラは今から数年ほど前の古いアニメですが、今となっても色褪せない高校生ならではの青春をしっかりと描いたアニメとなっています。
主人公の高須竜児は、顔がいかついため普段からヤンキーと間違えられるほどですが、実際にはとても素直で優しい性格の持ち主です。そんな竜児が、学校内でも異彩を放つ逢坂大河と出会うことで異色のコンビが誕生するところから始まります。その後、櫛枝実乃梨や川島亜美と行った、これまた変わった性格を持つ2人の女の子との話が進んでいくことで、高校生にありがちなトラブルの中で彼らがどうやって解決していくのか、その展開は息を飲むほど素晴らしいものでした。後半になると逢坂大河の家庭の事情や過去がからみ、前半とは違ったシリアスな展開が多くなっていきます。ラストは逢坂大河が転校することになりながらも、主人公の高須竜児が葛藤を乗り越え笑顔で見送ると言うシーンで幕を閉じます。
とらドラ!全体を通してキーワードは「友達」と言う言葉になります。逢坂大河と高須竜児はただの「友達」なのか、それとも友達以上の「恋人」なのか。どちらに当てはまるかと言う問いに、登場人物たちが翻弄され、自ら答えを導き出そうとする高校生たちの悩みや思考が、昔の自分と非常によく似ていたため好きになりました。古いアニメではありますが、青春アニメが好きな方は絶対にハマるアニメですのでぜひ視聴してみてください!