君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas

『君の膵臓をたべたい』とは、住野よるの青春小説。略称は「キミスイ」。2016年に本屋大賞で第2位となるなど高い評価を受け、2017年に実写映画化され、2018年にはアニメ映画にもなった。
映画の監督は月川翔、脚本は吉田智。浜辺美波と北村匠海のダブル主演である。原作とは異なるのは、原作にはない12年後の世界が描かれている点である。山内桜良を浜辺美波、「僕」を北村匠海が演じている。そのほか、小栗旬や北川景子らが出演している。
ちょっとしたことから桜良の死ぬまでにやりたいことに付き合わされるはめになった「僕」。桜良と出会ってから別れが訪れるまで、最初は面倒に思っていた「僕」の心境の変化と人としての成長を、北村匠海が見事に演じている。泣ける映画として話題となったこの作品の見どころは、ストーリーが大きく動く終盤である。なぜ膵臓で、なぜたべたいなのか。一見すると変わったタイトルではあるが、その理由を最後に知ることができる。

usagi_funのレビュー・評価・感想

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas
9

感動にあふれるストーリー

ラブストーリーというよりはドラマチックな映画です。
ある日、ある男の子(H)が抜歯のため学校を休み病院へいった。そして、前からHくんを気になった子のSさんは「共病文庫」という本に、がんのせいで寿命が少なくなったことで日記のように毎日書いていた。それを読んだHくんはSさんとの二人の秘密となって仲良くなった。数少ない時間の中でSさんはKくんとよく遊んでいました。最初はカフェ、次に焼き肉、さらに、ケーキの食べ放題屋またお泊まりまでした。だが、そのがんが悪化し入院することになった。3週間には学校に戻れるはずだったが1週間延長してしまった。退院するころHくんはSさんと一緒にいつも通りのように遊ぶ約束してた。だが、退院して誰かに腹部に刺されて殺された。Hくんは人との関わりが苦手な子だったはずが、Sさんが死んでしまってSさんの書いた共病文庫にメッセージがあった。それを読んだKくんは我慢ができなくなって思わず号泣した。そして、Kくんはどんどんと変わっていき自分の高校人生が変わっていく。この映画を鑑賞して感想はとにかくおもしろいです多数のキャラクターやその個性が違い十人十色のようなもので改めて人間関係って難しいと思わせるドラマチック映画です。