ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました

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ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました
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料理上手な専業主婦、異世界に行って自分を取り戻す

亭主関白の夫から離婚届を出され、10年間妻をやっていたユーリは怒り、家を出てハローワークに行ったつもりが、異世界のギルドに来ていました。
驚きながらも、ギルド職員に言われたステータスを確認すると5歳児並みの地位しかなく、紹介できる仕事が何もなかった中、唯一お屋敷で家事の仕事ができました。
「家事しかできない」と夫に馬鹿にされ、ユーリはお屋敷での仕事を嫌がりました。そんなユーリにS級冒険者の「ローファス」が、5歳児並みの地位でもできる、初心者用ダンジョンでレベル10まで上げ、ポーションを収穫する仕事を紹介しました。
早速連れて行ってもらったダンジョンの小屋には、ユーリより年下のエルフの「プライス」、獣人族の「キリカ」、人間の「カーツ」の3人がいました。
教えてもらったダンジョンのスライムに行ってみると、色や大きさ、動きからゴキブリに見え、気持ち悪かったユーリはどんどん倒していきました。スライムを倒すと出てくるさまざまな色のポーションのうち、当たりの黄色以外のハズレは、捨てていました。
ハズレポーションを捨てたとき、調味料の醤油の匂いがしたことをきっかけに調べると、「ほかの調味料」とわかりました。
「普段パンしか食べていない子どもたちに調味料を使った料理でお腹を満たし、笑顔を増やす」という物語です。
全て食べられるモンスターが登場し、調味料で料理するとステータスが上がるところが見所です。
巨大タコや蛇のしっぽが生えたニワトリなどのモンスターを、異世界の人たちは食べませんでした。しかし、ハズレポーションを使ったユーリの料理は、毒耐性や命中量が上がり、異世界の人たちが知らないことばかり起こりました。
美味しいとき上がるステータスの驚き方は、見ていて楽しかったです。異世界のとても面白い食材の出現場所も楽しめました。そのまま食べるため、異世界の人が知らなかった調理の美味しさをユーリが教え、みんなで食べているときの笑顔は最高でした。
亭主関白の夫を忘れたユーリが、異世界で出会った人たちとの交流を通して自分を取り戻し、毎日を楽しむ姿は必見です。ユーリが異世界で持つすご過ぎる調理道具と、活躍をぜひ見てほしいです。料理や異世界が好きな人にお勧めです。