WANDS / ワンズ

WANDS / ワンズ

WANDS(ワンズ)とは、日本のロックバンド。1991年「寂しさは秋の色」でデビュー。デビュー時のメンバーは、ボーカルの上杉昇(うえすぎしょう)、ギターの柴崎浩(しばさきひろし)、キーボードの大島康祐(おおしまこうすけ)の3人。
代表曲は、「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」「世界が終るまでは…」等。また、1992年リリース、人気アイドルの中山美穂(なかやまみほ)とのコラボレーション曲「世界中の誰よりきっと」は、100万枚を超えるセールを記録した。
1992年には大島が脱退し、木村真也(きむらしんや)が新しくバンドに加わった。その後も上杉や柴崎がバンドから脱退する等メンバーは流動的だった。
ドラマやCM等、数多くのタイアップ曲がある。さらに『スラムダンク』『遊戯王』『ドラゴンボールGT』などアニメのタイアップも数多くある。2000年にプロジェクトは解体するが、2019年再始動する旨を発表。2020年、再始動が初のシングル「真っ赤なLip」をリリース。

matsurin8のレビュー・評価・感想

WANDS / ワンズ
10

WANDSについて

1991年に結成し、その後1度は解体していた3人組ロックバンド。2019年に新しいボーカル上原大史を加え、オリジナルメンバーのギター柴崎浩、キーボード木村真也の3人で第5期として再結成された。

上原大史がWANDS入りした裏には、プロデューサーの長戸さんからの猛プッシュがあった。
上原さんは少し鼻にかかった声質でとても耳馴染みがよく心地よい。初期からのヒット曲「世界が終わるまでは」「世界中の誰よりきっと」「secret night」など、どれをきいても違和感はない。大きくアレンジするようなことはなく、初代ボーカルへの敬意を感じられる歌声である。
5期になってからの「真っ赤なRIP」や「YURAYURA」「raiseinsight」は、アニメ「名探偵コナン」にも使われている。
作詞は上原さん、作曲は柴崎さんが担当。WANDSらしさは残しつつ、新しい雰囲気を感じる楽曲になっていて上原さんの幅広い音域の声がとても活きている。

「アイリメンバーU」は作詞作曲とも上原さんが担当していてこちらも必聴!
2022年には初ツアーが行われ、その年の冬にはBREAKERZと対バンをし、またいつもとは違った一面を見せてくれた。特に最後にお互いの曲を1曲ずつやるところはお互いのファンが歓喜!何十回でも見たくなる仕上がりである。
オススメのバンドなのでぜひ曲を聞いてみてほしい。