UVERworldってどんなバンド?圧倒的なパフォーマンスと歌唱力!歌詞に秘められたメッセージにも注目!
UVERworldは2003年12月に、前身であるSOUND極ROADからバンド名を変更して誕生した。バンド名の統括的な意味は「自分たちの世界をも越える」。アニメの主題歌はもちろん、聴いたものを離さない中毒性と、メンバーの独特な感性から生まれるものがどの曲にも詰まっている。
ボーカルのTAKUYA∞はピアノを習っていたこともあり、メロディーも変わっていたりするものが多い。6thシングル「君の好きなうた」や11thシングル「恋いしくて」は恋愛ソングとしてファンの間では人気で、恋愛の中にある切なさや愛しさ、空虚感など、こちらの感性を見事に揺さぶる歌唱力や表現力、演奏はとても魅力的だ。時々ラップが混ざってくるのもUVERworldの心地いい世界を作っている。
2008年にリリースされた3rdアルバム「PROGLUTION」の中の「Roots」では最初からサビのような豪快な歌声で始まり、ラップ調でAメロが歌われている。「愛や歌だけでは世界は救えない。それでも僕は愛を歌う」。ミュージックビデオでは砂漠化した世界で必死にもがくように演奏したり、歌っていたりするのがとても印象的で感動する。
他のバンドやアーティストに挑戦的なメッセージを放つ17thシングル「NO.1」、自分の見た夢を歌詞に取り入れた26thシングル「7日目の決意」など、ファンや他者を魅了する圧倒的な要素が詰め込まれている。
2021年にリリースされた11thアルバム「30」の「EN」ではミュージックビデオに、UVERworldに実際に勇気づけられたファンたちが出演したことでも話題になった。静かな曲調で始まる冒頭から、TAKUYA∞の煽る声、ラップ調でこちらの感情を揺さぶる歌詞。誰しもの心に突き刺さる、心が震えるようなパフォーマンス性と歌詞に誰もが虜になることだろう。UVERworldらしい、自らに挑戦し続けて、こちらに警鐘を鳴らすようなサウンドを期待していきたいと思う。