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死刑囚と首切り役人の命を懸けた不老不死の薬探し
死刑囚と首切り役人が、不老不死の仙薬を取りに謎の島に行く、多少変わった導入になっている作品です。しかしながら、妻に会うため、主人公が命がけで仙薬を取りに行く、面白い設定になっている作品です。
主人公の死刑囚画眉丸と、担当の首切り役人佐切の関係は、相棒の間柄ですが、妻一筋の画眉丸と、自分の内面を見つめ直す佐切に焦点が置かれています。そのため、物語を恋愛要素なしで見たい方にも安心して見てもらえる作品です。
死刑囚と首切り役人の友情とも愛情ともつかない、とても不思議な関係性と、アニメの塗り方とは異なる、激しい彩りがある独特な色彩の戦闘描写が魅力的な作品です。
多くの戦闘シーンと死刑囚や首切り役人が出てくるため、腕や首が切り飛ばされ、多くの流血描写が当たり前の作風になっています。とにかくキャラクターが死亡する描写が多く、「このキャラクター好きだな」と思っても、その2話ほどあとに死亡することがよくあるため、好き嫌いが分かれてしまう作品です。
戦闘による流血シーンが苦手な方や、キャラクターが死亡することが苦手な方にはオススメできませんが、苦手でなければ1度は見ていただきたい作品です。