スーパーロボット大戦α

スーパーロボット大戦α

『スーパーロボット大戦α』とは、バンプレストから2000年に発売されたPlayStation用シミュレーションRPGである。本作は、異なるロボットアニメのキャラクターやロボットたちがクロスオーバーする『スーパーロボット大戦』シリーズの一つであり、『スーパーロボット大戦F完結編』まで続いた「DC戦争シリーズ」に続く第2のシリーズ「αシリーズ」の第1作目となっている。プレイヤーは様々なロボットアニメから参戦したキャラクターを操作し、複数の異なる世界観やストーリーを体験することができる。本作は『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』というドリームキャスト版のソフトも2001年に発売されており、『スーパーロボット大戦α』は『スーパーロボット大戦』シリーズ史上最高のセールスを記録した。また、『スーパーロボット大戦α』シリーズは当初から続編を意識して制作されており、その人気はシリーズの続編や派生作品にも受け継がれている。

ks20mn17gのレビュー・評価・感想

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スーパーロボット大戦α
7

タイトルなし

アニメ作品のロボット達が一同に介するシミュレーションゲーム・スーパーロボット大戦シリーズの一つで、2000年にプレイステーションで、後に3Dアニメーションを使用したドリームキャスト版が2001年に発売されました。
本作は開発当初から続編を意識し後に「α外伝」「第2次α」完結編の「第3次α」と2005年まで続く長期シリーズとなりました。
本作の最大の特徴はなんといっても登場するロボットの戦闘アニメーションにシリーズで初めて動きがつけられ、実際にどのような攻撃をしているかがプレイヤーにわかるようになった事です。
今でこそスパロボの戦闘アニメーションが動くのは当たり前になっていますが、初期のころはロボットの戦闘画面で絵が動くことはなかったため、当時としては画期的とも言えました。
一方で、ユーザーの時間を極力配慮してアニメーションカット機能が追加されたのも本作が最初です(ファン的には時間が省けて助かる一方つい見たくなる葛藤もありますが笑)、同じくプレイの仕方や選択肢によってその後の難易度が変わる熟練度ポイントも本作が初の追加となり、プレイヤーの腕を試しいい機会となりました。
ゲームバランス的にも濃いユーザー向けだった「F完結編」から一転、初心者のユーザーもターゲットに捉え、比較的遊びやすい難易度になっていて、後のスパロボシリーズの大きな分岐点となった作品とも言えます。