今回の映画の主役はゾロ?!『ONE PIECE 呪われた聖剣』
こちらは2004年に公開された『ONE PIECE』の映画です。
『ONE PIECE』といえば主人公はもちろんルフィなのですが、この映画ではゾロが主人公なのでないかというくらいゾロに焦点が当てられています。それは今回の敵がゾロの故郷シモツキ村で仲良くしていたサガだからです。
ゾロも初めはサガの久しぶりの再会に喜び、「サガのために」と麦わらの一味及び上陸したアスカ島の島民たちと戦いますが、だんだんサガが昔と変わっていることに気づき戸惑います。
しかし、最後は聖剣に呪われてしまった友のために剣と剣で戦って勝利し、サガを救います。戦いの中でルフィもサガと戦っているのですが、その印象が薄れるほどゾロとサガの戦いは見どころです。
映画はシリアスなシーンだけでなく、普段のようにわいわい楽しくしている麦わらの一味の姿も見られます。ゾロを除く麦わらの一味はルフィ&ウソップチームと残りのメンバーチームと分かれます。残りのメンバーチームがサガの仲間と戦う中、ルフィとウソップは洞窟に迷い込んでギャーギャー言っているシーンがあります。他のメンバーとは真逆のテンションで、いつものルフィとウソップを見ているようで面白いです。
副船長とも言われるくらいのゾロの過去、幼馴染への想いが見られる映画です。また、この映画を通して「ゾロはあんまり好きじゃない」「1番ではない」という方も、ゾロの事がかっこいいと感じられる内容になっていると思います。