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主役キャラだけに依存しない個性的なキャラの数々!
ヒーローが日常の中に存在している世界線で、個人のヒーローとして活動するサイタマは、バイ◯ンマンのような怪人や、地上を侵略しにきた地底人を相手に戦う日々を送っています。
ヒーローとして活動をしていき地球外生命体や怪人と戦っていく中で周囲の成長、各ヒーロー一人一人にある想いなど、読んでいて血がドクドクと走っていくような興奮を覚えます。また主人公のサイタマに限らず出てくるヒーローにそれぞれのドラマがあり、中には思わず共感して、読みながら涙がドバッと溢れるほど感動してしまうのです。ここで一つ感動を覚えたエピソードをお伝えします。
ヒーローはランク付けされていてC~Sまでのランクのヒーローが登場します、その中のCランクトップのヒーロー「無免ライダー」は正直あまり強くありません。そんな「無免ライダー」が巨大な怪人と対峙する場面で、戦ってもまるで相手にならない事が分かっていても、ヒーローだから立ち向かわなければいけないんだとボロボロになりながら必死にしがみつき立ち向かう姿にとても感動しました。
このように涙あり、興奮するアクションシーンあり、クスッと笑えるギャグもそこかしこに散りばめられている最高に楽しい作品になっているのでぜひ一度読んでみてください。1巻の1話から最高におもしろい事間違いなしです。