花の子ルンルン

花の子ルンルン

『花の子ルンルン』とは、1979年から1980年にかけて放送されたテレビアニメである。東映アニメーションが手がける「東映魔女っ子シリーズ」の1つ。花の精の血を受け継ぐ少女・ルンルンが、フラワーヌ星の使者と出会い、「七色の花」を探す旅に出る。本作品の影響で、「ルンルン気分」という言葉が流行した。

suzuki0のレビュー・評価・感想

花の子ルンルン
10

「ルンルン」という流行語を生んだ名作アニメ!番組最後の花言葉の紹介が印象的

『花の子ルンルン』は『キャンディ♡キャンディ』の後番組として1979年2月9日〜1980年2月8日まで約1年間、テレビ朝日系列で毎週金曜日の19時から30分間全50話が放送されたアニメです。東映魔女っ子シリーズの1つに数えられています。タイトルにもある「ルンルン」の語源である「ルンルン気分」という言葉は一時期流行しました。原作者の神保史郎は、「50音表を見て響きのよい言葉を選んだ」とこの言葉の誕生について語っています。
ヨーロッパが舞台の中心であり、花探しの旅をしながら人間的にも成長を遂げる主人公の姿が描かれています。一度は断ったものの、祖父母から「7色の花を見つけた女の子は幸せになる」という古い言い伝えを聞いた12歳の女の子ルンルン・フラワーは、言葉を話す白い猫のキャトーと犬のヌーボーと一緒に「7色の花」を探す旅に出かけます。途中で、7色の花を探している様子を伺うトゲニシアとその手下のヤボーキーの2人組も登場します。彼らは、ルンルンが見つけ出した7色の花を横取りしようと企んでいるのです。7色の花を見つけられたルンルンは、幸せになりました。
番組の最後に、花言葉が紹介されていたのも印象的でした。
DVDやブルーレイのほか、CSなどでも放送されているので、ぜひ見てもらいたい作品です。