アンデッドアンラック / アンデラ / Undead Unluck

アンデッドアンラック / アンデラ / Undead Unluck

『アンデッドアンラック』とは、戸塚慶文による漫画作品である。2019年、『週刊少年ジャンプ』にて『アンデッド+アンラック』のタイトルで読み切りセンターカラーとして掲載され、2020年8号より連載された。公式略称は『アンデラ』である。2020年、「次にくるマンガ大賞 2020」にてコミックス部門1位を受賞し、2021年6月には「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」7位受賞した。単行本8巻の帯にはイラストレーターのlack、お笑い芸人のサンシャイン池崎、単行本9巻の帯にはシナリオライターの奈須きのこから推薦コメントが寄せられる。
2023年10月から2024年3月にかけて、毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠でテレビアニメが放映された。かっぱ寿司とコラボを果たし、第1弾はアプリ会員限定で限定パスケースを全5種の中から1つプレゼントされた。第2弾ではオリジナルステッカー付きの限定メニューが提供され、全5種から、対象商品1皿ごとにランダムで1枚プレゼントがあった。

bajiriko19827のレビュー・評価・感想

アンデッドアンラック / アンデラ / Undead Unluck
4

過大評価?読み手の理解力不足?アニメ化決定作品

2023年にアニメ化が決定しているジャンプ作品、アンデッドアンラック。ジャンプ作品のアニメ化が立て続けに行われているのでいてもたってもいられず、原作を大人買い。いざ読んでみると人生に絶望し自殺を決意した少女の前に不死身の男が現れて、、、一話目から回を重ねるごとに加速していくストーリー展開。よく言えば勢いがあるが、独特すぎる世界観に意味不明な設定が脳に飛び込んできて頭の処理が追いつかないまま急展開からの急展開。これはダイジェストなのか?というテンポで話が進んでいく。漫画の面白さというのは、ストーリーや設定ももちろん、キャラクターの人間性に好感を持てるかどうかも関わってくる。とにかく超人的なキャラクターが出てきてそれを取り巻くキャラクターも曲者であることは分かるのだが、芯となる部分を理解できないまま、シリアス展開、感動展開に持っていこうとしていくのは多少無理がある。常に置いてけぼりなまま話が進んでいくので100パー理解するには読み直しが必要になる。読み直してこの作品を好きになろうと試みるも、終始何が起きているか分からず話の連続性、全体を通しての繋がり、大枠が掴みきれない。導入部である程度の親切さがないまま、作品を好きになるのは無理がある。この作品自体が初連載とのことですでに売れっ子となっている作家と比べると脚本の作り方に実力不足を感じる。面白いではなく、面白い風な作品。