第2期までの感想
原作1巻~18巻、TVアニメ全話、OAD西の少年と青嵐の騎士までの感想です。私がこの作品を知ったのはアニメからで、全話視聴後全巻購入しました。感想としては、まず背景が素敵だなと感じました。作者が現地に行っているだけあって、建物や自然などを忠実かつ原作者なりに独特に描いていて、アニメではそれがきれいに表現されており、森などの自然風景は幻想的だなと感じました。魔法や呪い、妖精など伝説上の生き物は、原作だとどちらかというと呪いなどのおどろおどろしさが印象的でした。アニメでは神秘的な呪いや攻撃的な生き物の恐ろしさがおどろおどろしく描かれており、WIT STUDIOが手掛けるだけあって素晴らしい仕上がりでした。キャラクターについては、お互い欠けているチセ、エリアスの2人が様々な出会いや困難、ぶつかり合ったりしながらも成長していく場面は感動しました。声優さんもマッチしていて良かったです。悪い点を上げるなら、コミックスの特装版がぬいぐるみなど、たまに微妙だったりするぐらいです。OVA西の少年と青嵐の騎士はオリジナルではあるが、値段に見合っただけの価値がある作品でした。2023年4月には第2期の放送が予定されており、新章学院編では人間同士というか魔術師との関わりが多く、チセやエリアスなりに向き合う場面がどう描かれていくのか、そして西の少年と青嵐の騎士から時を経て声優さんたちがどう演技するのかとても楽しみです。