阿部真央 / あべま

阿部真央 / あべま

阿部真央(あべまお)とは、日本のシンガーソングライターである。愛称はあべま。同年代の女性に人気があり、ライブパフォーマンスの評価が高い。
幼少の頃、祖父に演歌を歌わせられたのがきっかけとなり、音楽を好きになる。そして小学3年生でピアノを始め、中学生なると歌手になると決意。高校入学後はギターを始めた。在学中は精力的に活動を行い、地元メディアから出演オファーを受けるほどまでになった。
2009年、アルバム『ふりぃ』でデビュー。同年、『僕らの音楽』でテレビ初出演を果たした。2010年に2枚目のアルバム『ポっぷ』をリリースし、自身初となるオリコンチャートトップ10入りを達成。同年、自身初となる全国ツアー「阿部真央らいぶNo.1」を開催した。
2015年には、自身のツアーのマニピュレーターを担当していた飯塚啓介との入籍を発表したが、2016年に離婚。同年、自身初となる連続ドラマ主題歌『女たち』をリリース。その後も『不倫食堂』や『チア男子!!』、『これは経費で落ちません!』など、様々なドラマや映画の主題歌を担当している。

kensukeのレビュー・評価・感想

阿部真央 / あべま
8

上質な音楽が聴きたい人へオススメのアーティスト

阿部真央(あべまお)
1990年1月24日生まれ。大分県出身のアーティスト。
2009年アルバム『ふりぃ』でデビュー。

彼女の特徴として挙げられるのは、声量と声質だ。
声量は高いキーであっても低いキーであってもかなり幅広い音域で遠くまで轟くような圧倒さがあり、声質は曲によって、ガーリー、チアフル、オーソドックスと様々な表現を可能にする自由さがある。
あまり表立って語られることは少ないが、彼女の声には無限の可能性が詰まっており、力強い声に勇気付けられることもあれば、綺麗な声のトーンに癒されたり、ポップな声で音を楽しませてくれたり、聞き手は様々な表情を見せる彼女のプレイリストに飽きがくることはない。

一方で、彼女の歌は世間が追いかけるトレンドのようなものよりも、自らのアイデンティティを表現することが強く出ており、音楽が好きな人の心へ届けるためのように思える。

音楽が好きで、特に好きなアーティストがいないという方や今までに聞いたジャンルとは少し変わったものも聞いてみたいという方、アーティストが持つ表現力や歌唱力が好きという方、このような人たちには必ず心を動してくれるものを阿部真央は提供してくれる。

最後に阿部真央を聞いたことが無い人たちへのおすすめは、ふりぃ、モンロー、ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~の順番で聞いてみてほしい。
これを聞いている10分間で書いてあることの全てが理解できるはずだ。