アジカンがいれば大丈夫
ASIAN KUNG-FU GENERATIONといえば日本のロックシーンを牽引するバンド。
アリーナクラスのツアーを成功させ、ロックフェスではトリを務め、1996年の結成以来最前線で活躍しています。
デビュー当時は、日本語ロックや文学的といった少々アンダーグラウンド的な評価をされていましたが、2023年時点では間違いなく日本のロックシーンのど真ん中を行くバンドです。
万人受け、というとあまり良い意味で捉えられないかもしれませんが、アジカンこそ万人受けされる最強のロックバンドなのです。
デビュー当時は歌詞の印象やフロントマンの後藤正文のルックスから内向的なイメージで見られがちでしたが、「リライト」で所謂ブレイクを果たし、その後どのバンドも経験するであろうファンからしたら、そっちではない、という方向に向かい、迷走などと言われる時期を過ぎ、アジカンはすべてを受け入れてくれるバンドになったのです。
私たちがどんなに迷い立ち止まっても、アジカンは大丈夫と言ってくれる存在になったのです。
「All right part2」(ランドマーク/2012)
「何度でもオールライトと歌え」(ミシマ社出版/2016)
「Be Alright」(プラネットフォークス/2022)
アジカンがいれば大丈夫。