平和をもたらす救世主
コロナ禍に入る寸前にデビューしたシンガーソングライター藤井風。1997年に岡山県里庄町に生まれ、音楽好きな父親の影響で毎日ピアノの練習漬け。兄もミュージシャンとして活躍中。子供の頃にクラシックやジャズをベースに、歌謡曲や演歌、ポップスなどどんなジャンルもこなせるミュージシャンとして成長する。「これからはYouTubeの時代」という父親の意向で小学生の頃からYouTubeでピアノの演奏動画を発信し、演奏だけでなくコスチュームや小物も使って、面白おかしく楽しめる発信を続ける。ピアノだけでなくサックスもコンサートでは披露する腕前。高校で音楽の基礎も勉強し、卒業後はミュージシャンとして地元で活動し始める。バンドのSHISHAMOの元マネージャーだった河津友典の熱い説得で上京し、本格的に活動を始める。ファーストシングルの「何なんw」は一作目ながらニューヨークでMVを撮影し、今までにない音楽性と風貌の良さで新しいジャンルの音楽を発信する。代表作は多々あるが、「優しさ」「青春病」などは生きていてもなかなか気づかない心情を、細かく表している。また「何なんw」「きらり」そして2022年に発表した「GRACE」などは人の心の奥底にいて、いつも自分を守ってくれているハイヤーセルフと言われる自らの魂のコール&レスポンスを表現した。自作曲を世に出しその音楽性の高さと癒し、励ましの内容で多くのファンを魅了している。2021年のNHK紅白歌合戦にサプライズで出場したことも話題となった。