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ノゲノラの映画
アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』の時代よりはるか昔のお話を映画化した『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』の感想になります。
アニメの『ノーゲーム・ノーライフ』が好きで、今回の映画を鑑賞しました。結論から申し上げると、原作を知らなくても楽しめますが、アニメを見てないと難しい所もあると感じました。
ネタバレになりますが、『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』では、様々な種族同士が生死をかけた戦争をしている時代の物語になります。最初の数分は「これってノゲノラ?」と思うような印象を持ちました。次第に、ノゲノラ特有のギャグ描写があり、「うん、ノゲノラだ」と安心しました。
この作品はアニメ版だけですと「自分のフィールドで戦うこと」、「困難なことでもゲームとして楽しむこと」、「自らの強みを理解し、磨くこと」というメッセージ性があると考えています。
映画版では、上記の3つに加え、もう一つメッセージがあると思います。ラストバトルのセリフやこの状態で人類がなぜ生き残っているのかを考えた時、この映画からは「次に託すことの重要性」というメッセージがあると思いました。
この映画で驚いたことは、ジブリールがラスボス的な立ち位置ということです。アニメ版でしたら可愛いキャラだったのに、映画版でしたら狂気を感じました。