星野源の歌と歌詞の素晴らしさ
星野源の歌は飽きさせないバリエーションのメロディーと、奥深い歌詞が魅力です。ドラマで有名になった恋やSUNは楽しげなメロディーやリズム感で、人々を虜にします。みんなで踊れるダンスや、耳につく口ずさみたくなるようなメロディーが魅力です。しかしその一方で、彼のアルバムを聞いてみると、しんみりとしたメロディーやメッセージ性の強いものも多く見られ、ギャップを感じられます。このようにひとつだけでく多様なバリエーションのメロディーがあり素晴らしいです。
また彼の歌にはメッセージ性が込められた歌詞のものも多くあります。たとえば、初期のアルバム「ばかのうた」に収録されている「ストーブ」という曲は、単純にきくとストーブが消える、という歌ですが、実はよ~くきいてみると大事な人の火葬の歌だと推測されます。またこれまた初期のアルバムに収録「キッチン」という歌は、パートナーと喧嘩してしまいパートナーが出ていってしまったあとの心境を歌っています。このようによく聞くとすごく悲しい曲だったり、ああこういう意味なのね!と勘当できる点において、彼は歌は大変優れています。
年代によってもそのメッセージ性はちがいます。これは歌に対する彼の考えが変化したためだと思われます。歌詞の意味や歌に深い意味を求めるかかたは、より古い曲を聞けば、素敵な歌に出会えるかもしれません。