ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 / Fire Emblem: Genealogy of the Holy War

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 / Fire Emblem: Genealogy of the Holy War

『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』は任天堂株式会社が1996年に発売したSFC(スーパーファミコン)用のゲームソフトである。「ファイアーエムブレム」シリーズの4作目である。国家の陰謀に巻き込まれた父「シグルド」と、父の無念を晴らし仇敵の野望を阻止せんとする息子「セリス」の物語。

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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 / Fire Emblem: Genealogy of the Holy War
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古き良きキャラゲー

「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」は、1996年5月14日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。(以下「ファイアーエムブレム」をFE、「FE 聖戦の系譜」をFE聖戦と記載します)。シュミレーションRPGで、重厚なストーリーと個性的なキャラクターが魅力的な作品です。

ストーリーは序章から終章までの全12章あり、前半と後半でメンバーが変わります。ここでは前半を「親世代編」、後半を「子世代編」という形で書きます。親世代編は主人公以外のキャラクターのスキルがどこか欠けているので、戦闘にも安定感が無いです。具体的に言うと「追撃(簡単に説明すると相手より素早さが上なら再攻撃できるスキル)」のスキルを持っているキャラクターが少なく、1回の戦闘で、敵を倒し切ることができません。なかなか敵を全滅させることが出来ず、苦労した経験があります。また、親世代編は嫁を奪われたり、無二の親友(2名)を失ったり、悲しい場面が多いです。親世代編の主人公は「FEシリーズで最も不幸な主人公」と言われるほどです。

一方、子世代編は各地を転戦する中で仲間が集まります。プレイしていて楽しいです。「FE聖戦の楽しみは子世代編にある」と言っても過言ではないです。親世代編で順調にカップリング出来ていればスキルもバランス良く整えることが出来るので、さらに楽しいです。前半で操作したキャラクターの子供、親の親友の子供など思い入れのあるキャラクターばかりです。ぜひ、一度、プレイしてみてはいかがでしょうか?