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岡崎律子さんについて
岡崎律子さんは、90年代後半から00年代初期にかけて、多数のアニメやゲームなどに楽曲を提供してきたシンガーソングライターの一人です。作詞と作曲を手掛けて多くのアーティストに提供する傍ら、岡崎律子さん自身も歌手としてソロでの作品を出したり、2002年には同じシンガーソングライターの日向めぐみさんとのユニット「メロキュア」として多くのアニソンを輩出してきました。
岡崎律子さんの手掛ける楽曲は、どれも優しい曲調や他人を元気付ける曲調で、歌声は透き通るよう。作曲家としても歌手としても多くの人を魅了してきました。「Forフルーツバスケット」は2001年に放送されたアニメ「フルーツバスケット」のOPで使われた楽曲で、当時多くの反響を産んだ他、様々な声優・アニソン歌手にカバーされている名曲となっています。
また、先述のメロキュアとしてリリースした楽曲「Agape」は2019年に企画された平成アニソン大賞に見事選出されています。
そんな岡崎律子さんですが、2004年5月5日に急逝。44歳という若さでこの世を去ってしまっています。当時は突発的な病と言われていましたが、後に闘病生活を送っていたことが判明します。
岡崎律子さんが亡くなった後に遺作として出された「for RITZ」は自身が作曲を手掛けたゲーム「シンフォニックレイン」のキャラクターのボーカル楽曲をセルフカバーしたアルバムとなっています。
素敵な楽曲を多く世に遺して、余りにも早くこの世を去ってしまった岡崎律子さん。その素敵な楽曲を一人でも多くの人に届けたいと思ってこのレビューを執筆しました。