キャプテン翼 / キャプ翼 / Captain Tsubasa

キャプテン翼 / キャプ翼 / Captain Tsubasa

『キャプテン翼』とは、1981年より高橋陽一が週刊少年ジャンプ、週刊ヤングジャンプ、グランドジャンプで連載されたサッカー漫画およびそれを原作としたアニメ作品シリーズ。主人公大空翼がチームメイトとの友情、ライバルたちとの激闘を通して活躍・成長してゆき、主に彼のサッカー人生が描かれている。単行本のシリーズ国内発行部数は7,000万部を超え、またフランス、イタリアなどおよそ20の国・地域で出版されており、国内外を問わず人気を誇る大ヒット漫画。

kkhr_584のレビュー・評価・感想

キャプテン翼 / キャプ翼 / Captain Tsubasa
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【漫画・アニメ】キャプテン翼の魅力

私がオススメする作品は、「キャプテン翼」です。
皆様一度は耳にしたことがある作品なのではないでしょうか?
ただ内容がわからない、昔の漫画だから興味がないとお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

【キャプテン翼とは…】
まずこのキャプテン翼ですが、その当時の日本にサッカーブームを起こした原点といっても過言ではないでしょう。
1981年に週刊ジャンプに連載され、主人公が様々なライバルと出会い、戦い、そして国外へと活躍の場を広げ、サッカーの楽しみや魅力を伝えることに重点が置かれた作品となります。

【あらすじ】
「ボールは友達」が信条である小学生の主人公「大空翼」は、南葛小に転入することになりました。
そこで日本サッカー大会で優勝した天才ゴールキーパー「若林源三」と出会うところから始まります。
大空翼はサッカーボールと共に過ごし、またサッカーに常に全力を注ぐサッカー小僧でした。
南葛市に転入してすぐ翼はサッカーボールと共に町を駆け巡ります。そこで南葛小サッカー部キャプテンの「石崎了」と出会い、天才ゴールキーパーの若林源三の名前をそこで初めて耳にします。
サッカーで勝負がしたいと思った翼は若林に挑戦状を叩きつけます(サッカーボールに挑戦状と書き、遠くの山の頂上から若林の家に向かって蹴ります)。
この段階では何だこのぶっ飛んだ展開は…と思います。

ただこの作品では、こんなことは序の口であり、これ以上にぶっ飛んだ展開は今後たくさん出て来ます。
二人は両校での対抗戦で決着をつけることになり、ちょうどその場にいた「ロベルト本郷」が南葛小の監督をやると言い出します。
この段階では翼、石崎はわからなかったが、ロベルト本郷は元プロ選手であり、サッカーの本場ブラジルで活躍していた選手でした。
翼はロベルト本郷の指導を受けて若林率いる強豪の修哲小と粘り強い攻防を繰り返し、延長戦に持ち込み試合は2-2の引き分けに終わりました。
試合後、翼はロベルト本郷からブラジルでサッカーをしないかと勧誘を受けて、ブラジル留学を決心します。
しかしそれには条件が一つあり、それは全日本少年サッカー大会で優勝することだったのです。
そこから翼は全国で様々なライバルと出会い、激しい戦いを繰り広げ全国優勝を目指します。

【総括】
このキャプテン翼は連載されていた1980年代に少年・少女問わず大きな反響があり、日本にサッカーブームが到来しました。
その当時は作品内に登場する技「ドライブシュート」「オーバーヘッドキック」「ツインシュート」「タイガーショット」「スカイラブハリケーン」などのプレイを真似し、スポーツ用品店からはサッカーボールが品切れ、またサッカー少年団の入部希望が激増する社会現象が起こりました。

社会現象の一つとなったキャプテン翼はサッカー好きのみに限らず、スポーツにおける感動、夢などをダイレクトに伝えてくれる作品です。
またそれぞれの必殺技や戦術など、考えられないシーンやプレーには思わず笑ってしまう一面もあります。
累計で単行本100巻を超えている名作、今一度手に取って読んでいただきたい作品です。