猫の恩返し / The Cat Returns

猫の恩返し / The Cat Returns

『猫の恩返し』とは、2002年に上映されたスタジオジブリのアニメーション映画作品。監督は森田宏幸。本作は、同じくジブリ作品である「耳をすませば」の主人公「月島雫」が書いた物語という、ジブリでは珍しいスピンオフ作品。主人公「住吉ハル」は車に轢かれそうになった猫を助けた事が原因で、猫の国へ連れて行かれる事になってしまう。ハルが助けを求めたのは猫の事務所の主「バロン」であった。

mahiro109i2のレビュー・評価・感想

猫の恩返し / The Cat Returns
7

猫だけの国があると思ったらそれはそれで、なんか怖いかも

主人公「はる」は、どこにでもいる普通で動物(猫)に優しい高校生。
ひょんなことから猫の国に招待されてしまう。猫を助けただけなのに、その猫に人間にとっては大変迷惑なことをされてまぁびっくり。
普通に家の周りが猫じゃらし!カバンの中にはまたたび!?下駄箱にはねずみ!
普通ならだれかに嫌がらせもしくはイジメられてるのかと滅入っていくところたけどそこは、親友とはるの性格なのかスルーする(マジで序章にすぎないこの展開)どこからか聞こえてきた声に導かれてしゃべる猫と夜にしか動けない猫の置物とカラスのオブジェに会いに行く。
猫の国で生活できる猫、猫の国で生活できない猫その差はよくわからないけれどその2種類の猫たちが2足歩行して普通に人間と同じに生活してることが、笑えてほっこりする。
主人公はるを助ける猫のオブジェ(バロン)がまたイケメンで紳士周りにこんな人いたらうっとりしてしまう。
はるもバロンに心惹かれている一面もあってカワイイネと思いながら続きをみてしまう。
はるがバロンに会いに行くのを道案内した野良猫ムタは大食いだったらしく猫の国では恐れられていて自慢げにいるムタについ「なにやってんの」と突っ込んでしまいそう。
猫の国から帰ってきたはるの成長ぶりがなんと今までの生活と違って高校生か?と思ってしまう最後だった。