忘れた頃にやってくる!?伏線がとにかくヤバい!!
興奮や感動、カッコよさ、人として大切なことなど、例を挙げるときりがないくらい魅力的な作品です。
特に私がお伝えしたいのは、ワンピースの代名詞といっても過言ではない”伏線”です。
(あくまで、個人の見解です。)
たとえば、マンガ280話の扉絵「ミルク売りのモーダの悩み」にも伏線が含まれていました。
ミルク売りの”モーダ”は扉絵にしか登場しませんが、川で溺れていた”エース”を救出した命の恩人です。
最終的にエースがモーダの手紙を海兵の父親に届けてあげる、というストーリーで幕を閉じました。
これだけを見ればただの扉絵ですが、ここで終わらないのがワンピースです。
マンガ904話にて、ルルシア王国で金品を強奪する海賊"桃ひげ"に泣きついた一人の少女がいました。
後に分かることなのですが、この少女こそが成長した”モーダ”だったのです。
(書籍『ONE PIECE DOORS!』にてモーダであることが記載されています。)
これは一例にすぎませんが、本来流し読みする扉絵こそ”伏線の宝庫”といえるのです。
本来なら「かっこいいイラストだなぁ」で終わってしまいます。
そこにさきへ繋がる伏線を描くことで、より楽しませようという読者への愛がこもっており、
最初から最後まで余すことなくおもしろい作品です。
読んだことがない人、一度は読んでみて下さ~い!