バンド名通りの"誰もがワクワクする音楽"が魅力的!!
心に刺さる歌詞が魅力的な「Official髭男dism」。
バンド名には
「髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けて行きたい」
という思いが込められており素敵です。
人気作品の主題歌も数々手がけており、
その時その時の物語にあった歌詞がチョイスされておりセンスが光っています。
例えば『東京リベンジャーズ』の主題歌「Cry Baby」では、
不良マンガの醍醐味である”喧嘩”を連想させる歌詞が多く含まれています。
極めつきは、「相手が何であれ日和らない」という歌詞。
これは『東京リベンジャーズ』に出てくる佐野万次郎、通称”マイキー”の有名なセリフ、
「日和ってるヤツいる?」が使われています。
Official髭男dismの作品作りへの思いが垣間見えるところです。
『スパイファミリー』の主題歌「ミックスナッツ」でも作品の特徴がうたわれています。
『スパイファミリー』は主人公”黄昏”が一般社会に紛れ込み諜報活動を行う物語です。
ミックスナッツというお菓子には、様々な種類のナッツが入っています。
しかし唯一、木の実ではなく”地面”から生えてくる実が入っており、それが”ピーナッツ”なのです。
歌詞にも
「そこに紛れ込んだ僕らはピーナッツみたいに 木の実のフリしながら微笑み浮かべる」
と書かれています。
一般社会に紛れ込んだ”黄昏”と重ねるように作られており、
この意味を知ったときは鳥肌がたちました。
ハイトーンボイスもさることながら、歌詞の意味合いにも惹かれてしまいます。