伏線が張り巡らされており、考察をしながらでもライト層でも楽しめる
「ワンピース」は昔からジャンプに連載されている有名な漫画です。
この漫画の特別な点は、ライト層でもガチ考察勢でも楽しめる、という両面性を持つことです。
およそ多くの漫画は簡単すぎて漫画ガチ勢からすると先の内容が読めてしまう。
または、内容が複雑すぎて(私は「呪術廻戦」などはライト層からすると少し難しいのかなと思う派閥です)、内容の理解ができない。
など、どちらかに偏ってしまうことが多いと思います。
「ワンピース」はライト層が読んでいても普通に面白く、考察勢などからすると伏線が貼られまくっていて、考察のしがいのある両面性を持つ漫画です。
私が特に好きなのはニカの伏線です。
ゴムゴムの実がニカというのは一見飛躍しているように見えてきちんと伏線の貼られているものでした。
287話では太陽の神に生贄を捧げるシーンで「ドンドットット」という音が流れており、これは心臓の音、開放のドラムの音となっています。
またヒトヒトの実の登場する571話ではカニがニカっと笑っている表紙絵になっています(私はこれを見てナミがニカだと思ってしまいましたが)。
そして極め付けは62巻の表紙絵でネタ枠だと思われていたイチカからヨンカツーまでのキャラがルフィの上にいるのですが、
なぜかニカがルフィの上にちょうどいるようになっています。
今回紹介したものはあくまでも一部なので、ぜひ興味が湧いた方は読んでみてください。