ドント・ブリーズ

ドント・ブリーズ

『ドント・ブリーズ』(原題:Don't Breathe)とは、2016年3月に公開されたアメリカのホラー・スリラー映画。監督はフェデ・アルバレスが務めた。ある若い3人組が、金欲しさに盲目の老人の家に忍び込む。しかしその家に済む盲目の老人は、最強の元軍人だった。少しの気配・物音にも反応する老人は、3人組を家に閉じ込めて彼らを殺そうとする。「音を出したら殺される」という若者3人組の恐怖と緊張感が画面越しに伝わり、視聴者から高く評価された。

Nao0101のレビュー・評価・感想

ドント・ブリーズ
8

オススメ映画『ドント・ブリーズ』~脱出したければ、息をするな~ -あなたもこの緊張感を味わうことになる-

『ドント・ブリーズ』は2016年のホラー・サスペンス映画だ。
監督は「蜘蛛の巣を払う女」、「死霊のはらわた」も務めた鬼才フェデ・アルバレスである。
主演ジェーン・レヴィ、盲目のおじさんはスティーブン・ラングと豪華俳優陣だ。
製作費は990万ドル(約10億)と低予算に対し、興行収入は1億5000万以上(約160億)と世界的に大ヒットした作品だ。
[あらすじ]
主人公ロッキー(ジェーン・レヴィ)は教養放棄の両親から逃げ出そうと妹と約束し、そのために必要な闘争資金を得るために、
大金のある視覚障害を持つ一人暮らしの老人の家に強盗を実行したのである。
しかし、その老人は元軍人で超人的聴覚と軍人時代の経験で、侵入者の殺害もいとわない、最強爺ちゃんだったのである。
そこから主人公たちは脱出できるのかという物語だ。
[地下室に隠された、老人の過去と秘密]
この映画がただの脱出・ホラー映画でないのは、この秘密があるからだ。
映画中盤、主人公たちが地下室に逃げ込むと、そこには謎の拘束された女がいたのだ。
それには盲目老人の過去と秘密が隠されているのである。
それを知ることで、可哀想な孤独な老人から狂気的な老人もしくは、さらに可哀想な老人、どっちに感じるかは、観た人で変わる作品である。