思っていた結末と違いました…
俳優の間宮祥太郎さんが好きで、この作品を見ました。
入院中、ベッドから起き上がることができず、1日のほとんどを寝たきりで過ごしていた時に見ていた映画のうちの一つです。
あまり大胆に泣くことができない状況だったので、恋愛映画やアクション映画を中心に見ていました。
こちらの作品も、タイトルが「殺さない彼と死なない彼女」なので、人が死んで悲しいタイプの映画ではないと思って見始めました。
実際見ていると、「殺すぞ」「死ね」といった言葉が頻繁に出てくるものでした。
自分が親だったら、あまり子供には見せたくない映画だと思います。
内容としては面白かったです。
学園ものでよくいるようなクラスで浮かない女の子と、かっこいいのに性格がきつく一匹狼のような男の子のお話です。
そんな2人が惹かれ合うけれど、感情表現がうまくできない2人が見ていてムズムズするけど、キュンとするような物語でした。
映画も終盤に差し掛かったころ、「もうすぐ付き合うのではないか!」という関係の2人。
しかしそんな時に男の子が見知らぬ男に殺されてしまうのです。
まさかの出来事でした…。
あらすじを確認せず、「間宮祥太郎さんが出演しているから」という理由だけで見始めた作品だったので、全く予想していない展開でした。
男の子の死後、感情をうまく表現できない女の子が感情をむき出しにして悲しんでいるシーンで涙が溢れました。
それと同時に、人間は本当にいつ死ぬかわからないということを実感させられました。
この映画を見て、人との付き合い方を考え直させられました。