学園ものストーリーと思いきや…
ドラゴンクエストとならぶRPGの定番、ファイナルファンタジーシリーズの第8作。
ゲームの合間に流れるムービーシーンは前作のファイナルファンタジー7のグラフィックを超えた人間のしぐさなどもリアルに表現するものになっている。
こちらは製作する際にモーションキャプチャーを使い、アクターに実際に動いてもらいそれをデータ化するという手法を使っており、より人間の動きに近い表現が可能になった。
ストーリーも学園が舞台で、試験に合格するため悪戦苦闘したり、学園祭なども開催される…と一見普通の学園もののようなのだが、
途中から主人公の夢の中で別の誰かになっていて(その間プレイヤーはその人物を操作する)、
それがどうもただの夢ではない…などファンタジーの一面が出てくるのでなかなか奥の深いゲームだ。
ファイナルファンタジー恒例のミニゲームはこの8作目ではカードゲームになっている。
旅の途中で出会う人それぞれに(重要人物ではないただの通行人でも)カードバトルを申し込むことができ、勝てばカードを獲得しどんどんと強くなっていくという。
さながら本格カードゲームのようなボリューミーなものだ。
本筋のストーリーはそこそこにして、カードゲームを極めるというやり方もありなのではと思う。